愛すべき青色

君と君に首ったけを綴る。

#はじめてのうわき 後編

後編ではレポを書いていきます!

…と前編の最後、声高に綴ったはいいものの、正直な話私の頭の中には、すごく断片的な記憶しかないし、レポというか私が堕ちた過程説明になってしまいましたがどうかご容赦ください!

 

前編はこちらから。

bluestormos.hatenablog.jp

 

自分達をプロデュースする力

 まず大前提として記しておきたい。King & Princeはデビューしたてで、いくらJr.時代に活躍していたからと言って、圧倒的に持ち曲の数が少ない。そんな中で彼らはMCを除いて、ほとんどお手振りをすることなく歌って踊って走り続けた。私史上最高に息が切れたコンサートだったし、置いてかれないように必死なコンサートだった(めちゃめちゃ褒めてる)。抑えることの出来ない興奮とワクワク感があのホールには広がっていて、要するに、若さの完全勝利。ファーストコンサートに相応しい、自分たちのフレッシュさを全開に活かしたコンサートだった。 彼らは自分達のことちゃんとわかっていて、見せたい自分達が明確にあって、それを体現できる彼らは流石だった。

 

降ってくる。

毎年のツアーを通して、アイドル達が何かのメッセージを伝えようとするのだとすれば、キンプリちゃん達が今回のファーストコンサートで伝えることは「古参のみなさん、デビューしてもよろしくね!新規のみなさん、初めまして!」だと思う。

6つに並んだ椅子に座って、天井から降ってくる6人のアイドル達は、まさにメッセージを体現していて、こんにちは~!と手を振りたくなった。同時に、彼らは堂々とした表情でどこか遠くを見据えているようにも見えて、嗚呼これがジャニーズの新星キンプリちゃんかと、King & Princeさんかと、キンプリのファーストコンに入ったって何年たっても自慢できるねって、この場に立ち会えたことへの嬉しさが込み上げてきた。これから凄いことが始まるんだ、そう思わずにはいられなかった。

 そんな彼らが一曲目に歌うのはもちろんデビュー曲「シンデレラガール」だ。この曲は平野くんのソロパートから始まる。音楽番組ではどこか不安げな表情をしていた平野くんだったから、正直私は「平野大丈夫かな、平野なら大丈夫だよ、、」と、祈るような気持ちでイントロを聴いていた。だけど、ティアラで埋め尽くされた会場にそんな平野くんはいなかった。堂々と曲を始める平野くんはやっぱりグループの真ん中を務める人の顔をしていて、彼のこの6人ですべてをはじめるのだという覚悟を垣間見た気がする。本当ににわかの私が言うのもなんだけど、やはり彼は強いのに儚い。そして私はこの時、そういう平野くんに間違いなく堕とされかけていた。

 

オタク、心を決めたってよ。

 「YOU WANTED」と「funk it up」と、シングルカットされた曲を続けて歌い、会場を盛り上げた彼らが次に歌った曲は彼らの紹介ソングだった。SMAPにCRAZY FIVE、嵐にLa tormentaがあるようにキンプリちゃんも作ったんやね!わたしそんなん盛り上がっちゃうからね〜!って気持ちだった。

 君たちはKing & Princeだし、わたしもこの曲のC&Rできるようになって、自信を持ってティアラって言えるようになるからねって、このあたりから無意識のうちにキンプリちゃんの未来を応援することを決めていたと思う。この曲がこの先コンサートを重ねるにつれどんどん盛り上がる曲になるのかなって考えるだけで目頭が熱くなったし、その過程を見守る自分を想像していた。

 今考えたら、私、結構序盤にして心をきめていた。

それくらいにキンプリちゃん最初のブロック、掴みがばっちりだったってこと!

 

平野、君は宇宙だ。

「君が思い出す僕は君を愛しているだろうか」からユニットがはじまった。正直今回初めて聞いた曲だったが、はじめから鳥肌だった。平野くんのハスキーボイス×バラードって最強やと思うねん、私。なんで突然の関西弁やねん。当たり前のこといい過ぎて味付けせなやってられへんかってん!ってくらい平野くんの声は切なくて儚くてバラードがよく似合う。だからこの曲の平野くんの声と表情にちょっとだけ泣きそうになった。

 そして、Kingメドレーで歌われた「夜空ノムコウ」もそう。平野くんの表情は綺麗で、声は切なくて、平野くんとバラードは最強なのだということずっと噛み締めながら聴いていた。

ちょっと話は逸れてしまうけど、平野くんのメンバーカラーは深紅で…まあ言っちゃえば赤色で、戦隊もので言うと赤って情熱的で明るくて太陽みたいでっていうポジションの色じゃないですか。だけど私はこの赤色イメージと平野くんは少し違うと思っていて、仮にKing&Princeに太陽みたいな存在があるのだとしたら、そこは絶対岸くんだと思うんです。平野紫耀はKing&Princeの青白く輝く月みたいな存在だと思ってるんです。情熱はあるけど、何というか青色の炎みたいな。

 だからつまり、私が伝えたかったのはキンプリちゃんのメンバーカラー批判ではなく、平野紫耀には「夜空ノムコウ」が似合いすぎているってこと。みんなが口ずさめる一曲だけど、100%の喜びとか勇気とかを伝える曲というよりは、私たちの悲しみや暗い部分にそっと寄り添ってくれるような一曲で。なんだか上手く伝わる気はしないけど、平野くんは儚くて強くて綺麗で、それは彼に曲の世界までもが合っているからなのかなと思った。そらと同時に、またどこかで彼の歌う「夜空ノムコウ」が聴きたいなと思った。

 

そうかと思えば……彼はこの直後に、私の頭の中をぐちゃぐちゃにする。

「Ho!サマーKing」の冒頭、セリフを途中で諦め彼は、恥ずかしいでーーーーす!!って言った。私は思考停止だ。え、え、恥ずかしいでーーーーーーす!!?さっきまであんな儚げな顔をしていたのに??笑いじわをいっぱいに寄せて、最高の照れ笑いで??平野紫耀、はかれない………。無限大。か、か、か、かわいいいいーー!!!!この時の私は完全に感情が爆発していて、顔面にも現れていたと思う。平野紫耀に落とされるまで10秒前。平野、君は宇宙だ。

 

堕ちる。

神宮寺くんが「Bounce to Night」そう囁いた瞬間、会場のボルテージは最高潮だった。そりゃそうだ。この曲はダンスはもちろん、キンプリちゃん達の素肌が見られるんだもの。変態なんて言わせない、誰だって見とれて当然な程に綺麗なんだから。

ぎょく‐たい【玉体】

1 玉のように美しいからだ。
2 天子または貴人のからだ。
3 他人を敬って、そのからだをいう語。

玉体(ギョクタイ)とは - コトバンク

玉体という言葉がある。この言葉がそっくりそのままこの曲の彼らを表していると思う。玉のように美しい王様と王子様の体。肌を見せつけて外周を歩き回ることへの躊躇いなんて彼らからは全く感じなかったし、そんな彼らは会場全体を完全に圧倒していた。私は平野くんのことを視界の端に入れつつ、目の前に現れるメンバーを見ては、溺れるくらいに黄色い声を上げていた。

 

全員が外周を回る中、立ち止まり、伏し目がちになっている平野くんがいた。停止してスタンド下段に向けて濃厚なファンサをしているのかと目を凝らしてみると、なんと!彼は!全開にしたシャツのボタンを留めていたのだ!!! 

どんなに見せびらかしたってこの会場にいる人は何も思わないのに、むしろ喜ぶのに、美しすぎるのに、彼は自分でその流れを絶ったのだ。ずるい。ずるい。ずるい。そんなことされたら追いたくなってしまうのが私というオタクじゃん。平野紫耀はずるい。

ボタンを留める彼がはっきりとモニターに抜かれたのは一瞬だったが、私は彼のその表情も、目線も、指先も、そして自分が堕ちていく感覚も、はっきりと覚えている。

 

機は熟した。

 

2018年8月17日

平野紫耀に堕とされました。

 

 

#はじめてのうわき

 私のはじめてのうわきについて前後編に分けて長々と綴ってきた。正直、今回のブログは思いつくままに書いたから脈絡も構成もあんまりだったと思う。だけどこんな気持ちになることって私の記憶の中でははじめてだったので、公開備忘録として自分の為にここに置いておきたい。

うわきは気付いた時にはとっくにうわきの域を越えていた。今回のコンサートを終えてこのうわきという行為について考えたことがある。それは、アイドルを応援するのにうわきという概念はそもそも存在しないのだということ。はじめてのうわきなど最初から存在しなかったのだ。私達はアイドルとの擬似恋愛体験を求めて日々オタクをしていると言っていいのかもしれない。だけど、それはあくまでそれは"擬似"の体験であって、現実の恋愛ではない。しかし、例え擬似であっても、アイドル達は私達に魔法をかけるように、キラキラした思い出をくれる。そして私達はきっとアイドル達との思い出を胸に歳を重ねて行くのだろう。

だれもがみんな嘆いてる

"恋の魔法には期限がある"

"時がたてば宝石もガラス玉さ"

もしもそんな日が来たって

キミは朝の光にかざして

それを耳元に飾るだろう

ボクはまたキミに恋するんだろう

http://j-lyric.net/artist/a05e689/l0467b3.html

だからアイドルを好きでいることを私はもう暫く辞められないのだろうなと思う。だけど恋愛ではないから、アイドルに対する好き!って気持ちの対象は何方向に向けられていてもいいものなのだとやっと気付いた気がする。オタクをする上で大切なのは、自分が楽しむこと。

 

だから私は、

 

好きなものは好きだと自信を持って叫ぶのだ!